「パパはなんだかわからない」で爆笑

本日、旧友と久しぶりの「会食」をした。お互い歳を取ったなーと実感していたのが、名前が出てこない現象。やっぱり横文字は覚えづらいのか?

映画の「キック・アス」がなかなか出てこなかった。主演のクロエ・グレース・モレッツに至ってはついに最後まで思い出せなかった。11文字だもんな、覚えられなくても仕方がない。
家に帰ってきて、「パパはなんだかわからない」の2016年3月11日号を見て、この一件があった所為で爆笑してしまった。年配の社長があれをもってこいと秘書に言って・・・。以下はネタバレになるから、書けない。
いやー面白い!大喜利で木久扇師匠が言いそうなネタだ。このブログを見た人は是非読んでほしい。
でも・・・。「パパはなんだかわからない 面白い」でググると、実質私のブログが最上位に出てくる。みんなはそう思ってないのかな。ちなみに「木久扇」で検索すると、とある予測変換候補の最上位に「つまらない」とでてきた。
私がウケるツボは一般人と違うのだろうか・・・。

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「独断!松任谷由実ベストソング」続々編~ユーミンの勢いに陰りが見えた頃がちょっと痛々しい

実は「・・・続編」の最後に「NOBODY ELSE」がNo.1クラスなどと言っているが、初編と言ってることが違う(汗)。この曲は当初の次点にも入っていない。文章を書きながら、「NOBODY ELSE」も良いという思いが強くなり、最後にはNo.1クラスなどと言ってしまったのである。実はこの時点以降もユーミンの曲をよく聴き直してみて、アルバムでも「Delight Slight Light KISS」以降の、「LOVE WARS」(1989年)、「天国のドア(THE GATES OF HEAVEN)」(1990年)までは結構良い曲が揃っており、「DAWN PURPLE」(1991年)も何曲かは良い。良い曲というのは記憶に残っているか、あるいは記憶に残るような曲。しかし「TEARS AND REASONS」では何か全体的に元気がなくなって静かな曲が多くなっている。アップテンポでも抑揚に乏しいとか、単調とか。不思議なのは、正隆氏の曲のアレンジも、目新しさが無くなって過去の曲の使い回しが多くなったり、曲自体にマッチしていなかったりしている点。曲が良くないとアレンジも力が入らないのだろうか。発売時期がバブル崩壊局面の真っ最中で、まさに世相を反映している様でもある。アルバムタイトル的にも「涙」で悲しさが出ている。さらにはこのアルバム以降はタイトル名に記憶が無い。当時アルバムを聴いたのは、「TEARS・・・」までなのだと思う。
そしてベストアルバムはそのままだけど、ベストソングをちょっと変更します。「NOBODY ELSE」が1位。でもこの曲、尺が短いんだよな。僅差で2位が「LATE SUMMER LAKE」。
3位に新しくアルバム「天国のドア」から、「満月のフォーチュン」。三菱ミラージュCM用として、「SWEET DREAMS」、「霧雨で見えない」、「ダイアモンドダストが消えぬまに」、「リフレインが叫んでる」、「WANDERERS」と続いてきた最後に提供された曲だ。過去の5曲より出来は良く、CMの雰囲気にも合っている。中国っぽいアレンジも秀逸。なんとなくCMを思い出す様で懐かしい。(あの頃は良かったなあ・・・)。これが最後になった理由は車が売れにくくなってて、ギャラが折り合わなくなってきたのか、次に提案された曲が三菱自動車に気に入られなかったのか。とにかくユーミン側は安定収入源+自曲の効率的なPR源を失ったと思う。
4位に3曲、「ノーサイド」、「BRIZZARD」、「TROPIC OF CAPRICORN」です。
今頃になってユーミンの曲を評論する気になって、それに夢中になるというのは懐古趣味というか、懐古主義というかそういうものより、現状の商業音楽事情の空虚さを無意識に嘆いているんだろうと自覚している。独占的人気ではなくなって陰りが見え始めたAKB48及び雨後の竹の子的類似ユニット、さすがにドンが高齢でSMAP以外でも今後が不安なジャニーズ、単に番組人気と同調しているだけのアニメのテーマソング、これらにヒットチャートは専有されている。シンガーソングライターの影は非常に薄い。高齢化社会だというのに大人のための音楽も少ない。
理由は単に「音楽での儲けが少なくなった所為」なのだろうか?

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「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」レビュー~トレーラーを見ると、すごい良い仕上がりだったが・・・

(ネタバレあり)
評点:60点 さらに一言:冷静になって思い返すとう~んと唸らざるをえない。

トレーラー等事前の情報では、主役は女性で新しい試みだし、ストームトゥルーパーがヘルメットを脱いで見方になるらしいし、ミレニアム・ファルコンやXウィングファイターのリアリティがアップしている。これは一体どんなスターウォーズになるのかと期待したが・・・。

本編鑑賞中はスターウォーズを見ることが出来ているという喜びで、完全に舞い上がっていた。どうして評価が低いのかわからなかった。アレっと思ったのは、またデススターが出来ちゃってるのが「うーん、パクリか?」と。いやもともとスターウォーズだものパクリなんてないさ。だってメインキャラクターはそのまま残っているし・・・。いろいろ展開的に荒削りだなと思う面もあったが、「スターウォーズだもの」で済ましてしまうほど画面の迫力はすごかった。

しかし家に帰って冷静になって思い返してみた。最初のエピソード4の公開から38年、最後の2005年公開のエピソード3から10年を経ているのに・・・。設定だってエピソード6から30年後だ。ところがキャラクターは当然としても、Xウィングファイターも、TIEファイターも内部も含めメカはそのまんま、ストームトルーパーを率いる帝国軍は壊滅どころか名前だけ変えて同じように復活し、デススターも構造的に失敗で、そのせいで一瞬で破壊されたはずなのにいつの間にか再建され、破壊されるのも以前以上にあっという間・・・。結局30年間冷凍保存されたものが解凍されたかのよう。ダースベイダーの跡継ぎもほぼ似たような理由で現れ、それに対峙するヒロインも同じような構図である。メカどころか人間関係も宇宙世界の背景も何一つ変わっていない。これは現実ならそれもありかも知れないが、観客の想像を超えて新しい映像を見せてくれるべきSF映画にはあるまじき、「前作のパクリ」である。ネットでは「TR-8R」とか言う、フィンと戦う、新しい武器を使うストームトルーパーが人気だ。あのシーンの意外性は確かにあった。このようなシーンが連続して起こるくらい、度肝を抜いてほしかった。
このがっかり感は今作だけの問題ではない。次に控えるエピソード8と9も底が知れてしまうという、とてつもなく大きな不安を感じさせる。スターウォーズ再始動自体が失敗なのではないかとさえ思える。エピソード1の公開時はこうではなかった。CGという新しいツールを手に入れ、6の時と比べ特撮のスケールが何倍にも拡大していた。批判も多いが、コメディという新しい演出の試みもあった。やはりジョージ・ルーカスがいないとダメだったのか。スターウォーズは彼の元を離れるべきではなかったのか・・・。
監督のJ・J・エイブラムスの過去の作品で観たのは「スーパー8」と「スタートレック/イントゥ・ダークネス」がある。この2作品、トレーラーから受ける期待感が本編では見事に裏切られてしまっていたのは今回と同様。SF作品に携わることが多いが、イマジネーションのスケールは大きくないのではないかと思う。次回作の監督ライアン・ジョンソンは担当した作品を見ていないので、予想は不可能だが、なんとか立て直しをお願いしたい。「ゼロからのスタート」という気持ち位でも、決しておかしくは無いと思う。

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「独断!松任谷由実ベスト」続編~Nobody Elseも良い・・・。懐かしさで脳内は20歳台へ~

古さを感じさせない曲というのは、やはり音楽的な質が高いということなのだろう。ユーミンの多くの曲は、今リリースされたとしても不思議では無いものばかり。特にオリジナルアルバムの「VOYAGER」から「Delight Slight Light Kiss」までが最高。最後の「Delight~」も全曲良い。ところが、翌年リリースの「LOVE WARS」は1曲だけ良いかなと思うだけ。イントロだけ聴いてハッとするようなな曲が無くなっている。その意味では松任谷正隆の力が落ちたかのようだが、曲が全体に代抑揚に乏しくなっており、「どっちもどっち」である。力が入らなくなるのも夫婦一緒とは、本当におしどり夫婦である。

「Dlight~」のオープニングの曲「リフレインが叫んでるはCMで良く聞いた覚えがある。三菱自動車のミラージュである。こんな良い曲がテーマソングとはCMの効果が大きかったろうが、今にして思えばバブリーなメーカーだったと思う。
2曲目は「Nobody Else」。もう何度も聞いた様な気がするのに、すごく心地良いイントロ。ライブツアー「
THE DANCING SUN」の冒頭を飾った曲だそうだが、確かにライブの映像で見た記憶がある。これぞユーミンというような、麻薬性のあるメロディーである。アレンジが、この頃流行ったテイストで、非常に懐かしい感じ。「誰もいない」という表題ではあるものの、明るい曲調。気分的に前向きになれる。落ち込んだ時自分を慰めるのに良い。
どれが一番と決めるのは難しい。その時の気分でもかわるような。それにしても「Nobody Else」、私にとってNo.1クラスの曲である。

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なぜか突然、「独断!松任谷由実 ベストアルバム ベストソング」発表

始まりは「アナと雪の女王」の神田沙也加だったんですが。そこから母親の松田聖子に興味が行き、我が切ない恋の思い出の曲「瞳はダイヤモンド」に行き、結局松田聖子って松任谷由実の曲がベストなんじゃないって事になり・・・。
ユーミンのペンネーム呉田軽穂名義の曲ってほーんっと良い曲ばかりなんだよな。自身が歌ってる曲より良いものが多いような。というより同じ曲でも、他人に歌ってもらう方が良く聞こえる。作曲家としては超天才だけど、歌い手としてはあのダ○声じゃな。
それにしても最近はあまり音沙汰を聞かないユーミン。昨年WOWOWでライブを放送したのをちらっと見た。さすがにもうお婆ちゃんだ。見るに堪えないような気が。仕方ないわな。女の人ってこういう場合不利かもな。ほんと正直な感想として。(旦那さんの松任谷正隆も見た目はともかく、もう紅白で伴奏するようなお歳ではないのに・・・。あれも聞き苦しかった。)
そのちらっと見たライブの中で歌っていたのが、「LATE SUMMER LAKE」.。2~3日経ってもどうも耳に残る。最初は曲名もわからず探すのに苦労した。アルバム「ダイヤモンドダストが消えぬまに」の9曲目。シングルカットはもちろん、CMやドラマとのタイアップもない、あまり知られていない(?)曲。しかし私はこういうちょっとアップテンポでドラマチックな曲が大好きなのだ。スケールの大きなドラマの1シーンを切り取って、そのまま曲にしたような奴ね。
ところでベストアルバムとベストソングについてだが、前置きがある。
私にとって歌詞というのはどうでも良い存在。楽器の中の1つといっては言い過ぎだが、とにかくなにをしゃべっていても、さほど関係無い。前述の「LATE SUMMER LAKE」では、ユーミンが小さな声で日記の一節のようなことばをしゃべっているが、あれはあれで聞き取れなくてもかっこいい。そりゃー歌詞が気に入る時も無いわけではないが。
更に私にとっては’80年代以降が評価対象(笑)。それ以前の古くさい歌詞、アレンジ、音質、それらはどれも評価の対象外なのだ。80年代といっても、ユーミンは83年の「REINCARNATION」まではダメ。同じ年発売の次の「VOYAGER」以降だな。この2枚のアルバムの間に何があったのか?時代としては、不況と呼ばれた時期から、いきなり好景気の兆しが見え始め、世の中が明るくなってきたあたりだと思う。イケイケドンドン、エーこんなの日本でもできるの、未来って明るいね、と思われ始めた時期。ユーミンは29歳。作曲家として絶好調になり始めた時期。また、CMやドラマとのタイアップが大量に始まりだしたのがVOYAGERから。VOYAGERでは10曲中5曲がその対象である。なのに、REINCARNATIONではゼロである。多分、ギャラの入り方が前作と全然違って「やる気」の出方も違ったのだと思う。何と前述の「瞳はダイヤモンド」も、VOYAGERと世に出た時期が重なる。ユーミンが自信に満ちあふれ、一番輝いていた時期だと思わざるを得ない。
ユーミンの勢いは次作「NO SIDE」で最高潮に達した・・・様な気がする。これ以降はもう十分儲けたので、テンションは控えめにしたような。それでも88年の「Delight Slight Light Kiss」まで(「DA・DI・DA」、「ALARM a la mode」、「ダイアモンドダストが消えぬまに」を含めた7作)はバブル景気による世の中の明るさを反映して、自由な想像力を存分に発揮した、ユーミン黄金時代だったと思う。
そして次の年、89年の「LOVE WARS」以降は徐々に盛り下がっていったような・・・。しかし売上枚数は94年の「THE DANCING SUN」まで絶頂期だった。曲の勢いと、売上の勢いのタイムラグ。そういうのってあるんだよね~。知名度だけで売上が伸びていく時期。
結論、オリジナルアルバムのベストは「NO SIDE」断トツだな。次点は「VOYAGER」。ベストソングは・・・さすがに一つに絞りきれないが、最近発見したすごい曲を現時点での1位としておく。故に「LATE SUMMER LAKE」。「ノーサイド」、「BRIZZARD」、「TROPIC OF CAPRICORN」が次点。「破れた恋の繕し方教えます」、「青春のリグレット」、「不思議な体験」も良い。
他の歌手に提供したものではやはり「瞳はダイヤモンド」かな。「時をかける少女」は原田知世バージョンに限り最高。「Woman "Wの悲劇"より」は、名曲だから昨年の紅白で復活したわけだし。観月ありさの「今年いちばん風の強い午後」、「君が好きだから」は大村雅朗のアレンジが意外にピッタリで大好きなんだよな。あと麗美という松任谷夫婦で前面バックアップして当時大々的に売り出した子が、すごく良かったのに、ほぼ1発で終わってしまったのが不思議でたまらない。「ノーサイド」、「青春のリグレット」、「恋の1時間は孤独の千年」とう名曲を自分で歌うより先に提供している。夫婦で一人をプロデュースというのは最初で最後だったのでは。ひょっとすると、旦那さんが若い子にべったりするのが面白くなくて夫婦喧嘩になり、最初のアルバム以降は見放したとかでは・・・、と当時想像してました(笑)。

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「抱きしめたい -真実の物語-」 ~その2。「神様に蹴飛ばされた・・・。私も蹴飛ばし返してやる・・・。」~

<ネタバレ有り>
映画というのは事実に基づいているといっても、脚色があり、美化されている部分がそれなりに有り、都合の悪い部分はカットされている。それはわかる。美談とは言ってもその裏には、色々裏事情があったりもする。
商業映画は観客動員数を稼がねばならない。映画向きのネタとそうでないネタがある。今回は非常に映画向きだ。元になったドキュメントを制作した北海道放送(HBC)はよくぞ見つけてきたものだ。というか根気強く取材を続けてくれたと思う。
昔からHBCはドラマ作りに長けていた。1975年~1981年の「うちのホンカン」シリーズは素晴らしかった。私がまだ中学~高校の頃の作品だが、思春期の頭でも感動の度合いがずば抜けていると思った。もちろん倉本聰渾身の脚本だったことが大きいのだが。以降はよく覚えていないのだが、TBSの日曜劇場で、北海道放送制作の作品は良いものばかりだったと思う。「うちのホンカン」という超名作を作った経歴に、傷をつけられないというプライドなのか。もともとそういう社風なのか。
この作品で感じられたのは、まず北川景子の愛らしさである。彼女と白い銀世界が非常にマッチしていたのでは。または、雪景色とラブストーリーは非常に相性が良い気がする。錦戸亮も意外にもハマっていた。
実は前回は途中から見ていたので、もう一度最初から見たのだが、2度目でもまったく飽きさせなかった脚本は丁寧な作りだと思う。
「その1」で私は美しいと表現したが、それはこの愛の物語、雪景色、北川景子、であり皆さんそう思われると思うが、もっとも印象的なのはメリーゴーランドのシーンである。私はなぜか「シザーハンズ」を思い出した。
難点は、良い脚本ではあるのに、説明不足な点が所々あるところ。元カノをふる理由、父親が結婚を許す理由、思い出せない人が誰なのか。他にも色々・・・。120分の枠に納めるのに非常に苦労したのかとも思うが。意図的なような気もするし。
最後に。私自身最近落ち込み気味であったのだが、「神様に蹴飛ばされたんだなあって・・・。私も蹴飛ばし返してやる・・・。」という彼女の姿勢に少し勇気づけられた気がするのだ。そこは事実を元にしているのだから訴えかけるものは大きい。

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「抱きしめたい -真実の物語-」 ~1年ぶりにブログを書く気にさせてくれた、非常に「美しい」映画~

評点:85点 さらに一言:感動的なストーリーなわりには、あっさり味。逆に見終えた後でじわじわ来る。説明不足な点は残るが。
 
同類の方は多いと思うが、私はお涙ちょうだいドラマが嫌い。まあ、それでも見てしまったりするんだけど、後で良かったなどと言う気にはならない。
障害者のラブストーリー、悲恋。このようなパターンは大嫌いだ。どうせ何か裏があるに違いない。大きな障害を乗り越えて真実の愛を貫ける現実なんて、そうそうあるものではない。
妻が見ていたから私も途中から見てしまった。こんなに美人な障害者がいるかどうかは別として、左半身不随+記憶障害・・・。そんな女性が前向きに明るく前向き生きているというのは、その時点で奇跡なんだろう。
この映画には、日本的な湿っぽいシーンがことごとくカットされている。私は非常に涙もろいので、このような作り方は実は非常にありがたい。泣いてしまうと見る側では状況が把握できなくなるし、ムードを盛り上げるためにストーリーとは無縁の無駄な時間を取られてしまう。
塩田監督という人は、長回しなのに演技を型にはめない人だそうだ。その効果が存分に発揮されたのが、有名なメリーゴーランドのキスシーン。錦戸亮には「なかなかうまくキスができない状況を表現しろ」とだけ指示したそう。確かにこれはキスしにくい。ちょっと困っている錦戸を笑ってしまう北川景子、演技でなくても微笑ましさで一杯である。ライトアップされくるくる回りながら・・・。非常に美しく、印象に残る。北川景子自体が美しいので絵になると言える。演じる側にモチベーションを与えるこのような手法は、勝手にやらせているようで、それも技術が要ると思う。
その他も細かい演出が効いていた。後味がすっきりした作品だ。エンディングのテーマソングも良かった。安室奈美恵の曲が良いと思えたのは10何年ぶりのことだろう。
美しい、真実の愛に浸らされてくれた2時間だった。障害者である我が息子について、前向きに考えさせてくれるエネルギーを、少しもらった気もする。よって評点は甘いが勘弁して欲しい。

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ホンダのスタイリングが変~やはりフィットも

何でこんなにホンダの車が変に見えるんだろうと不思議に思っていた。変に見えるが販売台数は悪くない。一体誰が買っているのか?ホンダって値引きしないはずでは?とか思っていた。その理由は利益率にあったようだ。
2009年、「良い物を早く、安く、低炭素でお届けする」という経営方針を掲げて
伊東孝紳氏がホンダの7代目社長に就任してからはや5年。
13年度の決算は、まさにその成果が顕著に表れたものとなった。
「良い物を早く、安く、低炭素でお届けする」という経営方針を掲げる伊東孝紳・ホンダ社長。
売上高は前年同期比で19.9%増の11兆8400円、営業利益は37.7%増の7500億円。
その数字だけを見れば、大幅な増収増益である。
14年度も売上高12兆7500億円(13年度比7.7%増)、営業利益7600億円(同1.3%増)の達成を目指すという。
「今期は国内販売103万台という数字にチャレンジしたい。世界販売は483万台を見込んでいる」
2013年度のホンダの決算発表の席上、岩村哲夫副社長は何度も“チャレンジング”という言葉を使い、
威勢の良さを見せたが、その姿勢とは裏腹に、決算の内容はかなり悪い。
営業利益の額は大きいが、営業利益率はわずか6.3%。14年度も改善せず、
6%に低落する見通し。円高是正のブーストがかかっていることも手伝って、・・・
(PRESIDENT Online スペシャルより抜粋)
お金をかけているのに、販売価格は安いということか。ホンダは海外の生産比率が高い。製造の人件費はかからないはず。円高のメリットは受けにくいが、それでも円安よりはましなはず。デザインがおかしいと言うことは、コンセプトの成立に至る本社機能が麻痺している可能性が高い。
最近、車の運転時間が長くなって、新型フィットのバックスタイルを見ることも多くなった。結構売れていると思う。見飽きているし、高額だし、3ナンバーのプリウスより手軽で個性的なハイブリッドとして人気を得るのは不思議では無い。しかし、なぜあのスタイルにせねばならんのか、表現しにくいがどうにも納得がいかない。
フロントのバンパー下両サイドは大きく口を開け、トヨタのFCV(燃料電池車)のようだ。FCVのスタイリングがリークされ、パクられたのだろうか。しかしFCVには吸気を多くしなければならないという、合理的理由があるのに、ハイブリッドはモーターでも駆動するだからかえって吸気口は小さくて良いはず。最大の売りであるハイブリッド車という前提と、最新でオリジナリティーの高いスタイルと言う付加価値を無理に一体化させたような・・・。
バックスタイルも「未来のクルマのおもちゃ」と言った感じ。自動車ショーのコンセプトカーっぽい。完成度が高いとはとても言えない。使いにくそうなバックドアもしかり。一体何をやりたいのか見えてこない。トヨタで言えば、ヴィッツとプリウスは全く志向の違うクルマなのに、無理に一体化させてしまった感じ。
まあ今の世は「燃費が良けりゃ他が悪くても多少は眼をつむる」という風潮だ。デザインなんて一般の購入者はほとんど気にしないのかも。されどデザインは・・・全てを物語る。

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渇望 Perfume 「Handy Man」のダンス

しばらくPerfumeネタとはご無沙汰だった。と言うよりブログの書き込み自体、今日まで数ヶ月ぶりなんだけど。

現時点で最新のアルバム「LEVEL3」だが、良い思える曲は少ない。「1mm」はシングルで既出だし、「Handy Man」だけだ。「Sleeping Beauty」はこれはイケ・・・と思ったら歌無しだし。
それでその「HandyMan」だが、これはイケル。最新のPerfumeの曲として申し分ない。琴のような音色の旋律の繰り返しが面白い。しかし、なんとTVでもコンサートでも全く歌われていない。中田さん一体何を考えているのか。
YouTubeを探しても当然本物のダンスMVは何もない訳だが、「振り付けてみた」というビデオが。またまた、Pefumeらしくも何ともないダンスを、しかもへたくそに踊るんだろうと思いながら、クリックしてしまった。イントロの部分は絶対あり得ないパターン。「Partyrock Anthem」のシャッフルダンスのような。×ボタンをクリックしようとしたら、次からは結構Pefumeっぽいものに移行。トータルではかなりイケル。「♪なんだかなんだかな」で始まるさびの部分はかなりオリジナリティもあり(何となくPerfumeで見た様な気もするが)、工夫も凝らされていると思う。しかもきちんと3人のタイミングが合っている。
取りあえず満足してしまった。ずいぶん練習したんだろうと思う。若いって素晴らしい。Higashi JunpeiさんLEGACYの皆さん、ありがとう!

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ある交差点での出来事

北海道のとある地方都市の住宅街の五叉路交差点。交通量は通勤時間帯には結構多いが、横断歩道はなぜか5つの辺の1つにしかなく、しかも手押し信号だ。近くにあるメインの国道が遠回りで、ここは迂回路+近道の出口になっている。その内の一方の道路の30メートルほど先、国道に踏切が有り、そこで車が一時停止するため、車の流れも淀みがちで、横断歩道が少ないのはその所為かとも思う。あるいは日中の交通量が少ない所為だろうか。

私はいつもより早めに仕事を終え、マイカーで帰路についていた。上記の交差点で左折しようとする手前で、横断歩道の入り口に一人で自転車を押して立っている年配の女性を見かけた。彼女は当然押しボタンを押して信号が変わるのだろうと思い、私は前にいる3~4台の車と共に注意していた。しかしよく見ると押しボタンのある歩道の際ではなく、かなり内側にいる。そして少し行きつ戻りつしているの様に見えた。
まさか押しボタンを押すことを躊躇しているのだろうか、車の流れを止めるのが申し訳なくて・・・。私は走り去る時も気になってバックミラーでちらちら見ていた。案の定、車が途切れたら、押しボタンを押すことなく、赤信号の横断歩道を小走りで自転車を押しながら渡っていた。たった20秒くらいの出来事だったが、心の奥に引っかかってしまい、なかなか取れない。
私はマイカーで出勤するとき、手押し信号の横断歩道で一人だけ渡るのを見たとき、「くそーこいつ一人のために・・・」等と不謹慎な感情を持つことが少なくない。朝起きるのが苦手で、いつも余裕はないのだ。休日に買い物に出かける時とはかなり気持ちが違う。全ての人がそんな傾向かも知れないが、私はその差が顕著だと自覚している。そんな私に今回の一件はかなりショックだった。
その女性は急いではいなかったのだろうが、車の多さに「遠慮」して、渡ろうとするしていることを悟られまいと、歩道の内側に立つという自己犠牲の精神。私はそれをいつも望んでいたはずなのに、いざそれを目の当たりにすると、どうしてそこまでしなければと強く哀れんでしまった。
大都会はいざ知らず、地方に行くほどドライバーも高齢者がかなりの比率である。通勤時で2~3割、日中なら半分くらいだろうか。ましてや車の運転ができず、公共交通機関もなく、タクシーに乗るほどでもないため、徒歩や自転車で移動するお年寄りは非常に目立つ。そしてドライバー側としては予期しにくい行動に出たりするので注意を要する存在である。しかしお年寄りの側がそれを卑下して通行するのを遠慮する状況。あまり今まで考えなかった。
忙しい働き盛りの世代は確かに尊重されるべき。しかし、しかし・・・。余計な感情は単純に捨て去ってしまえば良い、なんて発想にはならない。 このような問題にぶつかる度、「楢山節考」の映画の母親を置き去りにするシーンを思い出す。あの映画を最初見たとき、未来は絶対にそんなことが起こらないと思っていたが、当然のごとく理想的な、夢の様な社会になっていない。自分も直に肩身の狭い状況になるだろう。残念なことしきりである。

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