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Perfumeとスミレ16歳!!

馴れ初めは妻用のミュージック携帯に、オリコンベスト10を詰め込んでいる作業中に見つけた、「コンピュータシティ」と言う曲。
曲としてはなかなか良くできている。メンバーはとても可愛いとは言い難いが、清楚な感じでオジサン受けしそうだ。それに題名からして、80年代風だし、今時テクノとは珍しい。何とも不思議なグループ。しかしこれ以上売れることはないだろうなと思いながら、過去の曲も探ってみると、どの曲も売れ線からちょっと外してはいるが、音楽的に決して鑑賞に堪えない曲ではない。ダンスも結構良い線・・・。
約1年後(半年後の「エレクトロ・ワールド」は発売を知らなかったか、記憶に残っていない。これも本当は良い曲だが)、忘れかけていた頃「ファンサーヴィス」という、DVD同梱のシングルが発売されたことを知る。うーん、曲がかなり良くなっている。テクノからユーロビートあたりのやはり懐かしい感じの曲調を今風に洗練させた感じ。プロデューサーが中田ヤスタカという、やはり小室哲哉のような知的なアーチスト。でもコムテツ程つんけんしてない感じ。そりゃそうか、まだまだ発展途上、今から偉そうにしてたら業界渡っていけぬ。これはひょっとすると、将来いけるかもと私も思い出した。
しかしそれほど気にも留めず、半年が過ぎ、今度は「ポリリズム」を知る。NHKのCMのようなものにいきなり出てきてびっくり。15秒の短かい時間だったが、ついにキタと思った。十分引きつけるものがある。これはいける。それにしてもNHKの環境・エコキャンペーンに何故?NHKのセンスが変わったのか。
それからだ、かつてのCD、DVDをくまなく捜査、レンタルか購入していった。ネットで検索していると「アイドルマスター」のマッドビデオなるものがPerfumeの曲であわせて作られ、ニコニコ動画で大いに盛り上がった事を知る。中でも「パーフェクトスタイル、パーフェクトスター」のマッチングが見事、というかシングルではないのにこんなキャッチーな曲があることに驚く。まず旋律が美しい。それに3人の幼く聞こえる声とサウンドのバランスが絶妙。ファンサーヴィス・ビターのDVDにこの曲のライブが納められていることを思い出す。アップテンポな曲はダンスもハードかつ複雑。よくこんなものを覚えられるなと改めて感心する。この曲のビデオがヘビーローテーションになった。

ところで、3人の役割分担がきちんと決まっていてこれも感心する。
西脇綾香(あーちゃん)だが、ビジュアル的にはこの子は大きく外している。激しいダンスなのに太めは似合わない。しかし一人ペースが遅れるでもない、振りが小さいでもなくきちんと踊れている。だてに小学生からキャリアがあるわけではないのだ。そしてキャラクターがワイドショー向き。笑いを取れる。各音楽番組はお笑いの要素もある最近では、実はこれは非常に大切なことだ。トークで笑いが取れるか否かで、番組中の露出度が違う。最終的には歌手であってもキャラクターでタレントとして生き残っていけるという点において、Perfumeに彼女は不可欠なのである。
樫野有香(かしゆか)についてはあーちゃんとは逆にビジュアル度が凄く高い。スレンダーで姿勢も良く、顔立ちがハーフっぽい。3人で踊っているとついつい、かしゆかに目がいってしまう。しかし声が見た目に反して子どものように幼げで、ギャップが面白い。
大本彩乃(のっち)は他の2人が幼い感じに見えるのをカバーするかのように大人の雰囲気。体型も肉惑的だ。また聞かせる歌を歌えるのは彼女が一番だと思う。
同じタイプが3人そろっていたら、グループである意味がない。多様なニーズを吸収できるためにはタイプに差をつけることも必要。マネジメントの戦略かも知れないが、この点ではPerfumeはよくできていると思う。

今年1月に発売された「Baby crusing Love」は私も最初に聞いたとき、オリコン1位を狙えると思った。ヤスタカ氏のボルテージも上がっている。実際3位まであがった。しかし、信じられない。下積みが長い、イコール売れなかった期間がとても長かったがブレイクなんていうアイドルは聞いたことがない。一体何があったというのだろうか。

そして4月16日発売の初の通常アルバム「GAME」である。過去のシングル5曲の他の曲も、シングルにしてもおかしくないような完成度の高い、売れ線の曲が多い。ヤスタカ氏の力の入りようが分かる。

特にCMとドラマのカップリングの各1曲、これにまたヘビーローテーションの魔の手が伸びてきた。氷菓子「Pino」のCM曲、シークレットシークレットは「パーフェクト・・・」以来の回数だった。イントロや間奏の切ないようなフレーズが泣かせる。PVはもう一人海外組の私の一番のファン、カイリー・ミノーグをモチーフにしていることは見え見えなのだが、やはり目に見えるインパクトがあるのと無いのでは全く違う。

もう一つのメディアカップリング曲、「セラミックガール」は、ドラマ「スミレ16歳!!」の主題曲。「アイコ十六歳」を思い出すのは、私の人生のオタクキャリアが無駄に長い証拠か。原作者の永吉たける氏は「アイコ・・」のTV放映時4歳、映画公開時5歳。パロッてる訳はないと思うが、偶然にも双方のテーマには共通性がある。生と死、友情と憎しみ・・・。当時を思い出しながらドラマを見はじめた。

紹介HPを見たらこんな無理のある設定のドラマは、BS放送でしかあり得ないと思われる荒唐無稽なもの。でもそんなへんてこ、マイナーなドラマになぜ今上り調子のPerfumeが・・・?何かがあるのだろう是非見て突き止めねばならぬ。で、第1話を視聴。何やら意外にと言うか、普通にと言うか面白い。いや面白いどころではない。かなりこれについても夢中になりそうだ。ドラマでこんなにときめいたのは「結婚できない男」以来。

実年齢14歳の少女と34歳の男が常に密着する演技というのは、この2人にとってかなり負担のはず。何でもないシーンであっても体当たり的な心構えが必要だろう。どのシーンであっても、その力の入りようが伝わってくる。明らかに不自然なものを視聴者に納得させる脚本も良い線を行っている。テーマを追求するポリシーがしっかりしている。

第2話を観た。もうかなりのクライマックス、感動ものだった。このドラマ、全く拾いものである。Perfumeがいなければ当然、知る事はなかった。何故テーマソングをカップリングさせたのか、分かった気がした。しかしこの縁は不思議だ。ヤスタカ氏が原作を知っていたとかかも。

良い楽曲と、的確、幸運なマネジメント。Perfumeのブレイクはまだまだこれからなのだろうか。そしていつになったら私はこのようなオタク趣味から抜け出られるのだろうか。(自分では抜けたいとは思っていないが)

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受信: 2008年4月22日 (火) 23時22分

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